2011年10月29日土曜日

楽しかったエウア

いや~帰ってきてしまいました・・

首都ヌクアロファ。

エウアがすでに、とても恋しいです。

すごく素朴で自然や人が優しい島でした。



さて、肝心の競技大会(Solopani competition)ですが、
私より前から活動をしていた、
日本人小学校教諭のボランティアのお姉さま方や、
トンガ人の教育関連のオフィサー、先生方の
努力のおかげで大変すばらしい大会になりました!

エウア島の6校から選抜で来た子供たちが
細長い会場にビッシリ。

みんなとても集中していた。

私も真剣。

向こうっかわにいるのは
私の相棒、Sefoさん。

今回、大活躍でした。


 
大会の一番最後には子供たち全員から
「ありがとう~!シャパニ(ジャパン)」
と言われ、感激。


次の大会は来年の3月に首都である、全国大会。

それまでに色々勉強して、準備して

また今回のような良い大会を作ろう!
と思います。


マロ アウピト(Thank you so much) エウア!!!



2011年10月25日火曜日

トンガ 初のアドレナリン

ただいま、首都のあるトンガタプ島のお隣、
エウア島に来ていま~す!

今朝はエウアに行くため、
朝5時起きで仕度、

ちょうど、同期でババウ島に派遣される
野菜隊員の菊池くんが、今日、ババウに発つ日
だったので空港まで一緒に行きました。

菊池くんの乗った飛行機。

なかなか小さい。

菊池くんいってらっしゃ~い!
美味しい野菜いっぱい作ってね。


さて私の飛行機は・・・

あ、あった~!
ちっちゃっ。

8人乗りセスナ。

そして私の席は、まさかの操縦席!



後ろの席の皆に Trust me!と言ったので
皆も安心したようです。

エウアまではたった7分のフライト。
上がったらすぐ着陸態勢です。
けど楽しかった。

飛んでいるときは、ジブリの紅の豚のマルコ(主人公の豚)
になった気分でした。
いや、体はまだ大丈夫ですよ。



そうこうしてエウアまで来たわけですが、
なぜ来たかというと、
エウアでそろばん競技大会があるからです。

トンガは大きく分けて4つの諸島から成っており、
1年の間にその4つの島で1回ずつ大会が行われます。

もともと日本で盛んだったそろばんが
こうしてトンガで教えられて、
競技大会をするほど盛り上がったりして
とてもすごいことですね。

私は今回、珠算隊員として着任したばかりで
まったくの戦力外ですが、
とりあえずは今回の大会をよく観察したいと思います!

ゲストハウス HideAwayからの夕日が綺麗でした。

2011年10月23日日曜日

お引越し

土曜日の朝に、
住み慣れたドミトリーを離れ、
一人暮らしの家に
引越しをしました。

前にホームステイをしたTofoa村の隣の
Haveluloto(ハベルロト)村です。


JICA事務所やドミトリーのある、一番にぎやかな町の方から
自転車で20分少しくらいの位置でしょうか。

今はまだ自転車を借りれていないので
(トンガ入国後2ヵ月後にしかもらえません)
ずっと徒歩かバスなので少し大変ですが・・・

お家はというと、すごくいいところです。
リビングがあり、キッチンがあり、
バス、トイレ別々であり、
寝室は3つもあります。

トンガに遊びにくる方、お待ちしてますよ~!

ただ広くて掃除が大変。

隣の家には大家さんファミリーが住んでいて
すごく優しい方々なので、また一段と家でホッとできます。

ファミリーに子供は3人います。
今日は1番下のTongaくんをご紹介。
キリッとした男前の顔をしてますが、
まだ4歳です。
やんちゃっくれのようですが、
いまんとこ仲良くしています。

私がトンガ語わからないので、
全然何話しているかわかりませんが、
彼はすごく嬉しそうに、私に踊ってみせます。

また良いトンガンダンスの講師が見つかったようです。

おうちの写真はまたアップしま~す。


そういえば、金曜の夜から土曜にかけて
風邪をひいていました。

最初、感覚的に3日くらい続く風邪の辛さ
でしたが、以外と長引かず良かったです。

気をつけます。




2011年10月21日金曜日

ワークショップ

昨日は初めてワークショップに参加してきました。
トンガの先生たちに対する、そろばんの研修会です。

昨日は、これからそろばんを導入していく
教会系の学校の先生たちが参加されました。


けっこう年齢層が高かったです。


今日はカウンターパートのSefoさんが
指導役を務めてくださいました。

トンガ語だったので、全部は理解できませんでしたが、
すごくちゃんと教えている感じでした。

私も、みんながそろばんをするのを机を
まわって見ていきましたが、
やっぱりなかなかついていけない先生が大半でした。

これからも定期的にワークショップを開いていく必要がありそうです。


さてさて、それと昨日10月20日は同期の野菜隊員、
Liosiくんのお誕生日でした。
トンガで3番目に高級なレストラン、
water front に同期みんなで行ってきました。

すごく雰囲気のいいところで、ご飯も
すごく美味しかったです。
分厚いステーキとカルボナーラを食べました。


今日でドミトリー生活が終了です。
明日の朝から、一人暮らしの家に引越しです。

仲の良かった同期隊員とも離れ離れ。
特にそのうちの、この2人Liosiとトルトルは
離島のババウに派遣されるので、
なかなか会えなくなるでしょう。


離島に行っても体には気をつけてね!










2011年10月18日火曜日

【Maketi(マーケティ)=マーケット】でトンガ語を話す

今日はトンガ語のクラスで午前中、
マーケットに行ってきました。

マーケットには野菜や果物や民族衣装や
工芸品等 色々なものが売られています。



普段、教室で勉強している
トンガ語を使って、マーケットのショップキーパーたちに
商品について聞く、
というのが今日の課題でした。

工芸品はけっこう手が込んでいるし、
野菜にしても、日本のそれとは形が違うし、
なかなか楽しかったです。

何よりトンガ語の練習をしてるとわかって
色々話しかけて助けてくれる、トンガのおばちゃんたちが
素敵でした。

最近、英語じゃなくて、トンガ語に1番 力を入れようかなと考える。

トンガでは英語が公用語で、だいたい英語で意思疎通ははかれる
わけだけど、やっぱりトンガ人はトンガ語で話しかけると喜ぶ。

ホストファミリーにも、2年あればたくさんトンガ語が習えるぞ~!
と嬉しそうに言われた。

子供たちも小学校で3年生から英語で授業を受けるが
あまり得意な子はそうそう見ない。


ボランティア活動にも、きっとここぞという時に
役立つのはトンガ語だろう。

よし、がんばろう。

トンガ語訓練 最後の週にしてやる気高まる。


それと今日は職場にあいさつをしに行ってきました。

カウンターパート(同僚)のSefoさんです!

カウンターパートは一緒に協力して活動を進めていくパートナーです。

Sefoさんはトンガ人初のそろばんオフィサー。

今、教員養成学校で私の前任者の山口さんに代わり

そろばんの授業を受け持っておられます。

山口さん直伝の、すばらしい日本語で
私を出迎えてくれました。

少しふわふわした雰囲気の人で、これからおもしろくなりそうです!








写真GET

日曜日の、くじらの写真を一緒に泳いだ
知人から頂きました!






一緒に泳いでくれて、
ありがとう クジラさん。





2011年10月17日月曜日

tofua`a(トフアー)に出会った日

昨日の日曜日のこと


トンガの首都の港から
船に乗り、ホエールウォッチングに行ってまいりました。

朝9時半に出港し、スピードがすごく遅い船で
沖へ出ること約2時間。

キャプテンがクジラを発見!
いざ、小船に乗り換え クジラの真近くへ!

3頭の親子のクジラで、小船で遠くから見てもデカイ。

船のエンジンをゆるめて、ゆっくりゆっくり、
ある程度近づいて、キャプテンの「今だ!飛び込め!」
の一言で、海へ!

入ったらもう本当に目と鼻の先にクジラが。
一番再接近で30Mくらいだったかな。

でかすぎて怖いくらいでした。

でも、かっこよかったクジラ。

トンガ語で tofua`a 。


これだけの文章では感動が伝えきれないのが残念です。

写真はありません、すみません。


でも船の上からイルカも見ましたよ!
長い間、船と一緒に泳いでくれました。


クジラとイルカを見る以外は船酔いで、
船の尾でひたすら死んでいましたが、
とてもいい経験になりました。

港に戻ったのは夕方6時半。

夕焼けがとても綺麗でした。









2011年10月15日土曜日

別れの朝

ホームステイ先ではネットが
通じていなかったため、
なかなか日記を更新できませんでした。


この間色々なことがありました。

トンガ語のクラスで1DAY TRIPに行きました。
【ハーモンガ マウイ】

【ブローホールズ】


なかなか楽しかったです。

その他、ホームステイ先の女の子に、そろばんを
毎晩教えていました。
トンガの子供はそろばんが大好きで疲れを知りません。

こっちがだんだん疲れてくるので、
【マーローロー=小休憩】
を連発してなんとか終わらせる日々でした。

そしてそして、

初のトンガの【タウオルンガ=ダンス】
を体験。

ホームステイ最後の夜に行われたパーティーで
皆に披露しました。
いくつか飛んでしまったパートはありましたが、なかなか
いい経験になりました!
皆も楽しんでくれていた感じでした。

この日まで、私がそろばんを教える
ホームステイ先の7歳の女の子に、
踊りを習っていました。

何度も何度も繰り返し教えてくれた
ルーペ、ありがとう!!!(左下)


そして今朝、ホームステイ先を発ってきました。
昔、ウルルン滞在記をよく見ていて、
どうしてたった1週間で、あんなに別れで泣くんだろう
と不思議に思っていましたが、
今朝、ホームステイ先のお母さんが
号泣しながら、見送ってくれて
私も泣いてしまいました。


来週も遊びに行く約束してあるんですけどね。


最初はなかなか辛かった、トンガ人宅での生活。

今ではちょっぴり懐かしい。



ただ、ドミトリーのホットシャワー最高。


2011年10月10日月曜日

バケツ一杯のカウカウ

ホームステイが始まりました。
とてもいい家族です。
沖縄のアッパー(おばあちゃん)にいかにも
いそうなおばあちゃんに、
大工のお父さん、優しいお母さん、
Anaという24歳の女の子の4人家族です。

Anaの他に、子供はあと4人いるようですが、
そのうち2人はフランスに住んでいて、
あとの2人は結婚していて、すぐ近くに住んでいます。

写真はおうちのリビングの写真で、
1番上のお姉さんとその子供たちが遊びにきた時の
ものです。
トンガの子供たちはとっても可愛い。
さきこーさきこー!と大声でいつも呼びかけてきます。
昨日は彼女らにトンガ語とトンガンダンスを
教えてもらいました。
なかなかいい先生たちです。

お家での生活はどうかというと、
トンガの人はだいだいが熱心なキリスト教徒なので
3食のご飯の前と、寝るときに
皆でお祈りをします。

トンガではもともとご飯を手で食べる習慣がある
そうで、私も皆の真似をし、そうしています。

日曜日は、朝と晩2回、教会へ行きました。
トンガの伝統的な衣装、プレタハも、お母さんに縫ってもらい
着させてもらいました。
ホームステイ先のお母さんに、
「さきこはもうトンガの女のこみたいだ」
と言われました。
トンガの女性は皆 ふくよかなのでちょっと
複雑な気はしましたが、
嬉しかったです。

だんだんトンガに馴染んできた気がします。


ですが・・・

やっぱり夜のカウカウはつらい。

【カウカウ=水浴び(お風呂)】

トンガ人は1年中、お水でお風呂を浴びているそうで、
私もトンガのお家に迎えられた以上は
同じことをしようということで、
毎日バケツ1杯のお水でカウカウをしています。

なぜバケツか というのはシャワーが壊れて
いるからです。

このバケツ、以外と大きくて、水が入ると重いのです。

なので、持ち上げることができないので
一回一回、両手、または片手で水をすくって体にかけます。

ただトンガは今、気候的に春。
気温は25度くらいでしょうか。

そんな時に水でのカウカウは少し厳しいです。

けれど、できないこともないので、
頑張ってみようと思います。

バケツ1杯のカウカウは、終わったあと、
やりきったことの達成感で満ち溢れて、
日本でのお風呂より
爽快な気がします!!!


と思いたい。

近々風邪をひくかもしれません。




2011年10月8日土曜日

いざホームステイ

昨日は飲みすぎました。
ここにきて毎日飲んでいます。
トンガ語の授業が3時半でおわり、
そこから夜寝るまで暇だからです。


そろそろ休肝日を設けなければ!

という所で、今日から1週間、
首都から少し離れたトフォア村に
ホームステイに行ってきます!

同い年の女の子がいる家のようです。

1週間のトンガ語レッスンの成果はいかに!

2011年10月4日火曜日

トンガに来て一週間が経ちました。

調子よくトンガ語の勉強をしています。

けれどももう単語の暗記が限界近しです。

でも先生も優しくて、まったり勉強できています。

お昼はOLINI  Cafe というJICAオフィスの近くにある

カフェに食べに行きました。

たのんだのはベジタブル フォカッチャ。


けっこうボリューミー。

これで 7パアンガ(300円くらい)。

それでいて イフォ(美味しい)!

これから 行きつけの場所になりそうです。



晩御飯は肉じゃがを作りました。

ドミトリーでは2人1組で当番制でご飯を作っています。

今日は私ともう一人の女の子メンバー

あっきーの当番でした。



JICAのボランティアは3ヶ月ごとに

新しい隊員が入ってくるんですが、

今回、私たち同期6人は大所帯なほうなんです。

6人いて、皆で助け合って生活できていて良かったなぁ、

としみじみ思えた1日の終わりでした。







2011年10月3日月曜日

トンガ語スタート

Malo ‘e lelei !!(マロエレレイ=こんにちは)

今日から2週間の、トンガ語クラスが始まりました!

まったくの未知の世界の言語。

難しいです。。。

けど、トンガ語はなかなか可愛くておもしろいです。

怠け者 のことを

Fakapikopiko(ファカピコピコ)

と言うそうです^^

そして今日は夕方に、

今週末から1週間ある、

ホームステイ先の下見をしてきました。

ドミトリーのある首都から少し離れた村で、

全然違う雰囲気で、ディープなトンガを味わえそうです!

帰りは豚小屋を見学して帰りました。

おっ

豚3匹。


2011年10月2日日曜日

日曜日

今日はトンガに来て初の日曜日。

国民の9割以上がキリスト教のトンガでは、
日曜日は教会に行く日です。

私も先輩隊員マイコさんの大家さんにつれていってもらい、
教会デビューをしました。

キエキエもばっちり装着。

約2時間、トンガ語でのお説教。
少し大変でしたが、
聖歌隊の歌は素晴らしいものでした。
トンガ人、大柄な人が多いのか、歌、めちゃくちゃ上手いです。
外国人でキリスト教でもない私達を笑顔で迎えてくれました。

それにしても皆デカイ・・・

教会へ行った後は皆 家族等でトンガ料理(ウム料理という蒸し料理)
を食べます。
私とアッキーもマイコさんの大家さんにおよばれしました。

初のウム料理でしたが、なかなかいける。



こちらはオタイカ。

マグロの刺身をココナッツミルクであえたもの。

う~ん、イファ!(美味しい)


マイコさんの大家さんとこの子供たち。
めっちゃくちゃ可愛い。

けど日本の子供と比べて、
年の割りにでっかくて、手足もでっかくて、
力強くて、
リトル ビーストです。

こんなに可愛い笑顔を振りまいていますが、
この後私のカメラを欲しがって、
すごい腕力で今にも壊してしまいそうでした。

今日は私にも大人のプライドがあるので、
なんとか死守しました。


そうそう、トンガは女尊男卑なお国柄。
女の人が強くて威厳があるのです。
子供も一番の権限が与えられるのは長女だそう。
上の写真では、一番下に写っているキャロラインちゃんがそうです。

伝統的には、年頃になった男の子は姉妹たちと同じ屋根の下で
住むことはできないとされ、違う棟に移って住むそうで、
とても興味深い文化です。


そして、日曜日は教会に行く以外の時間は何もしてはいけないのです。
安息日なので、掃除、洗濯も仕事とみなされ
禁じられています。

なので今日は教会へ行って、ウム料理をたらふく食べた後は
ずーっと寝続けました。

なんとも素晴らしい日曜日でした。
道端には豚と犬。







土曜日

土曜日は同期のアッキーと、
先輩隊員の、動物の骨を集めているボンマスさんと共に、
毎週土曜に行われるフェア(青空市みたいな?)にいきました。

主に服、アクセサリー、シャンプー・リンス系のもの、
食べ物、などなどが売られていました。

出ました!トンガ人の主食、タロイモ。
タロイモ以外にも色々な芋が売られています。
袋買いしかできません。
大人買い好きにはもってこいですね。

こちらはファイカカイ。

バナナの皮に包まれた、芋(キャッサバ)からできた
デンプン質のおやつです。
なかなかいける。

こちらはキエキエ。
女性がスカートの上から腰に巻くものです。
物によって、デザインや素材はそれぞれですが、
こちらはヤシの実であしらわれていて、しかもハートマーク!
是非ゲットしたい一品!

けど気になるお値段は・・・・
150パアンガ。7000円~7500円くらいでしょうか。
う~ん、高い。

フェアのとなり、フィッシャーマーケットでは
あいつを発見したぞ!

沖縄にもいる魚、

イラブチャーだ!
沖縄と同じ亜熱帯地域だからか、パパイヤがあったり、
島バナナみたいなのがあったりとなんだか懐かしくなる食材があります。
嬉しいものです。

夜は先輩隊員の方々に歓迎会をしてもらいました。
とても楽しい夜でした。