2012年2月27日月曜日

先日アップロードできなかった写真たち

同期に誕生日を祝ってもらいました。

プレゼントは帽子と何故かマッククルーのユニフォーム。


活動のこと

今日から学校巡回をしています。
巡回して先生達の授業をたくさん見るのが一番の今の
希望なのですが、今はやらないといけないことが
あって、そちらを優先させています。

それは
来る3月の全国大会の出場者を決めるということです。
実際に学校に行って子供たちにテストを受けてもらって
点数の良かった子達を先生の推薦のもとに
出場者として選びます。

本当は先生達に各自で出場者を選んでもらい
月1の校長会議に校長たちに名前を持ってきて欲しかった
のですが、サイクロンで校長会議の前に学校が1週間
休みになって先生が生徒を選出する日がなかったり、
各校、出場者の人数を決めるための
用紙があり(各クラス10%の人数が出場者となる)、
それを少数の学校しか提出してくれなかったりで
「もう自分たちで行くからなー!」
ということでやむおえず始めました。

きっと冷静になれば、他にいい方法があるんだろうなぁ。

けど、トンガタプは大きくて、大会の出場者数と
名前を集めるだけでも本当に大変なことなんです。

でも今日、学校巡回をしてみてやっぱり良かったと
思います。
まず、私とカウンターパートが試験監督することで
カンニングが大幅に減って、より公平な選出をすることができます。

また、テストは毎学期にいつもしているものと
同じものを使うのですが、このテスト、未だに
やり方をしらない先生が多く、今回先生たちと
一緒に生徒に配布することで、先生たちに
ちゃんとしたテストの受けさせ方を教えることができます。

そして、前々から校長たちに頼んでいてほとんどの
学校が提出しないマテリアルチェックリスト(そろばんや
教科書の数を数えて提出する用紙)を
学校巡回時に、「書いてよ」とその場でお願いして
回収することができます。
この用紙を見て、各校に何が足りてないか判断し
不足を埋めるのです。
それは「そろばんが足りてないからそろばん
教えないの~」という先生たちの言い訳所を
なくし、少しでもそろばんを教えざるを得ない(と言ったら日本的には変かもしれませんが)状況に持っていくことが
できます。たぶん。

最後になんと言っても今回の巡回で、初めて、どの学校にどんな先生がいるか把握できることができます。
授業は見れないけど、生徒がテストを受けている姿を見れば
先生の実力が分かります。
それはテスト結果からだけじゃなくて、
どれだけ生徒が先生の言うこと
を聞いていて、集中できているかということでも
わかってくるのです。
それでそろばんを本気で教えているであろうクラス、
生徒が先生の言うことをしっかり聞き、落ち着いているクラス
イコールだったりするのです。

今日は学校7校回りましたが、学校によって
クラスの雰囲気がまったく違っていて
おもしろかったです。
なかには誰もそろばんできる先生がこの学校にいない
というところもあって、
最優先にワークショップが必要なところがわかって
良かったです。

でも今日回った7校中、そろばんをちゃんと教えて
いたのは1校か2校かなぁ。
それが今のトンガの現状です。

少しでも変えれたらいいな。


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