2012年3月26日月曜日

黒一色

そろばん全国大会準備の無理がたたったか、
それとも土曜日の夕方~日曜日にかけて
一気に漫画、タッチ26巻読破したことが
たたったか、
体調が悪いです。
と言っても微熱があるだけですが。
でも微熱が一番きついんですよね。

寝込むほどではないからとりあえず
普通どおり動いてるけど、
めっちゃだるい感じ・・・

早く良くなればいいけど・・・。

さて1週間も前のことになりますが、
トンガの国王、キングジョージトゥポウ4世様が
逝去。
今トンガは国をあげて国葬の準備で
大忙しです。国民全員が上も下も黒一色に身を包んでいます。
これが3ヶ月は続くそうです。

国王は3月18日(日)の夜に
お亡くなりになり、その後お葬式の
日取りがすぐには決まらず、
そろばん大会のある29日木曜になるか
ならないかで、ひやひやしていました。
もちろん同日なら即刻中止なのですが、
同日でなくても、これから3ヶ月は、
にぎやかなイベントは中止されるべきという
意見があり、そろばん大会も
今年は取りやめか・・・
と一時は絶望しました。

しかし、お葬式が27日(火)になったこと、
そろばん大会は勉強の一環である
という教育省の意見のもと、
そのまま29日に行われることに
なりました。

私はトンガに来て半年間、たくさんの
時間を、この大会のために
つぎ込んできたので、ほんとに一安心
また子供達の中には、たくさん練習を積んで
きた子達もいるので、その子たちの
ためにも開催されることになり
本当に良かったです。

大会に向け特訓をする子供たちとカウンターパートのセフォさん

しかし、国葬の準備でみんなてんやわんやなので、
大会のための最後の準備もかなり
てんてこまいです。

まず大会前のトンガ人運営スタッフミーティング。
本当は今週火曜日に、離島のそろばんガールズ
(日本人ボランティア)も
まじえて、みんなで話し合いするはずが、
急遽、国葬と重なるため、前倒しで
先週の木曜日にしました。
日程が早まったせいで、
経験豊富な離島のそろばんガールズはミーティングに
出席できず、カウンターパート2名と私だけで
当日の流れや動き方を皆に伝えました。

みんなにきちんと伝わったか大変不安です。
国葬準備のためか来ていない人もチラホラ。

でも上手くいかなくても、大会をできるという
だけで、とても幸せです。
失敗できるチャンスがあるという
ことはとてもラッキーなことだと今回のことで感じました。

また、今回は5年に1度、日本からそろばんの使節団が
トンガにやってくる年です。
子供達をまじえたメンバー構成なのですが、今年は例年より
少なめの19名の団体です。

その旅行のアレンジも教育省のオフィサーと一緒に
していたのですが、すべて順調と思われて
いた矢先、国王が逝去、
予約していたホテル側が、いきなりの予約取り消し。

国葬で海外からたくさんの主要人物がやってくるため、
私達の予約は取り消されてしまったのです。
(予約金を特別に払わないでいいとホテル側に
承諾されていたのが、ここにきて払っていないということで、
また予約した教育省オフィサーと連絡がつかなかったので、
宿泊の要望なしと判断され、
いきなり取り消されてしまった)

予約解消された私は団体が来るまであと4日というときに
他のホテルを探し回ることに。
しかし、どこのホテルも国葬のため海外から
来る人でいっぱい・・・

このまま私とそろばんの団体の方たちは
どうなるんだろう・・・と思っていたとき、

天から救いの手が差し伸べられました。

日本大使館の方にホテルの部屋を譲って
頂いたのです。

本当に1人の力じゃ何もできないなぁ
と痛感しました。

ということでかなりドタバタなのですが、
今週はそろばん大会、日本からそろばん団体の
受け入れとかなり内容の濃い1週間になりそうです。

だから微熱どころじゃないんだけどなぁ・・

2012年3月21日水曜日

また会いましょう美しい人よ

今トンガでは事が目まぐるしく動いています。
日によって状況がどんどん変わってきて
昨日までやってきたことが180度変わってしまいそうです。

色々話したいですが、まずは良い出来事から話しておこうと思います。
先週の金曜日にあったモルモン教のパーティーのことです。

そこでトンガに来て2回目となる
琉球舞踊お披露目をしたのです。

前は1人のトンガ人に教えて2人で踊っただけなのですが、
今回は10人の大所帯。
2週間かけてみっちりお稽古しました。

最初はふざけていたトンガ人女性も
日に日に真剣になり、みるみる上達しました。

そして、本番。

パーティーは私達の発表だけでなく、
他に7組ぐらいいました。
しかもみんなどこか国を選んで、
そこの国の踊りを披露していました。
これはフィジーのダンス。

これはたぶんタヒチ?かハワイ。

そしてオキナワ、ジャパン



踊ったのはまたもや
安里屋ユンタ。
というか私は、これか高那節しかレパートリーが
ありません。

カチャーシーをするトンガ人。
なかなか上手いです。

踊り手もお客さんも楽しんでいたようですが、
たくさんの国がある中で沖縄の踊りを
選んでくれて、私もとても
嬉しかったです。

ちなみに着物はトンガ人が作ったものです。
作ると言い始めて、気づいたときには
もうそこは中国になっていました。

やっぱり浴衣は綿じゃないと
その風合いがでないようです。

まぁ皆で楽しい思い出ができて
良かったです。

2012年3月16日金曜日

UMA

なんだか忙しくて、ブログをまったく
更新できていません。

ブログに綴っていた、ヨッピーさんの旅録。
ヨッピーさんが帰ってしまって、
もう1週間以上がたってしまいました。

ヨッピーさんの旅を全て紹介したいのですが、
その他にも色々書きたいことが溜まってきたので、
軽くまとめると、
ヨッピーさんはそのあとも様々なトンガの文化や
生活を味わい、
最終的に私たちは馬に乗りに行きました。

写真左手に写るのはジョッキーの女王、
同期のあっきーです。
彼女はここトンガで国王の馬のしつけ係を
しているのです。
なんてすごい!
いつも小さくて可愛らしいあっきーですが、
馬に乗る姿はめちゃくちゃかっこいい。
広場を風を切るように走っていました。

そして私も人生初の乗馬を体験。
馬の名前はHOUMA君。
小柄な馬。
けど、横に立つと乗る位置がとっても高い
ものです。

ジャッキー晶子に教えてもらいながら・・・

よっこら
しょっと
無事乗れました。

しかし・・・
Houma君はなかなか手ごわかった。
初めて会った変なちっちゃい日本人の
言うことはなかなか聞いてくれず、
まっずぐ歩いてもらうのがやっとでした。

それでもジョッキー晶子さんは
優しく私たちを誘導してくれ、昔
動物園で飼育員の人に誘導してもらい
ロバに乗った思い出をふと思い出したのでした。

それにしても馬は可愛い!
馬にはまる人の気持ちがすごく
わかった日でした。

これからジョッキー晶子さんに
乗馬クラブを作ってもらって
2年後にジョッキー咲子デビューできたらなぁ。

ヨッピーさんも動物好きということだけあって
とても楽しんでいたようです。

トンガでのいい思い出ができてよかったです。

ヨッピーさん、また来てね~!

2012年3月12日月曜日

ヨッピーさんのそれから

ヨッピーさんの旅の続き

土曜日はドライブを満喫した。
「日曜日は何しますか?離れ小島のリゾートで
南国気分を味わうか、教会に行ってトンガの日曜を味わうか。」

異文化好きのヨッピーさんは
迷わず教会をチョイス。

ということで、前に住んでた家の大家さんちの
実家に遊びにいき、前大家さんと一緒に教会に
行くことにしました。

ミサが始まる前に子供達対象のスクールが
催されてました。
トンガ語なので全然わかりませんが
みんな熱心に聞き入っていました。

この頃私は若干気分が悪くなっていました。
教会に入る前に、
カバパーティーに行き、初めてカバ(木の根っこから
抽出されたスパイシーな飲み物。鎮静作用があるみたい。
くわしくはウィキってね)を飲んだからです。

お酒はまぁまぁ飲める私ですが、カバには弱い
かもしれません。

大家さんちの末っ子トンガ君とそのいとこの女の子。
トンガ人の子供はやっぱり可愛い。

2時間弱のミサを終え
大家さんの実家でいつもの通りご飯を
一生懸命食べました。
ご飯は健康なら一生懸命食べなくても
自然に食べれるとは思いますが、
トンガでは一生懸命にならないといけない
程の量が出されるのです。
残してもいいのですが、けっこうな量なので、
こちらもつい熱が入ります。

ヨッピーさんも初めての料理を味わっていました。

それから家に帰って寝ました。

これぞトンガの日曜日。


あ、ご飯に誘われたので、
また続き、書きます。

2012年3月10日土曜日

友人第1号

ブログ投稿久しぶりです。
なぜなら、友達がトンガに遊びに来ていたからです!
記念すべきトンガに来る友達第1号はヨッピーさん。
前の職場にいた頼れる先輩です。

空港に迎えに行きました。
1年ぶりくらいの再会でしたが相変わらずファンキー!

これからヨッピーさんとトンガで過ごした日々を綴ります。
みなさんもトンガに遊びに来る時のために、参考にして
読んでくださいね~!

空港でヨッピーさんをpick upして、そこから接待したい気は満々だったのですが、
どうしてもそろばん活動が抜けられなくて、悪いなぁとは思いましたが
空港から直行で一緒に小学校へ向かいました。

そろばん全国大会の出場者を選ぶための学校巡回が
まだまだ終わってないからです。

私がひーひー言いながらテストを採点していると、
いつの間にかヨッピーさんは子供たちの
人気者みなっていました。


手にサイン書いてーとねだられていました。
私こんな扱いうけたことないのに、さすがファンキーヨッピーさん!

その日とその次の日は学校巡回をずっと付き合ってもらいました。
付き合ってもらうだけでなく手伝ってもらいました。
そろばんを配ったり試験用紙を配ったり、丸つけしてもらったり、

日本にいてもトンガにいてもヨッピーさんは頼れる先輩です。

そうして2日間手伝ってもらって、
このまま帰ってもらうのでは頭があがらないので、
土曜日は車で「トンガタプ島イイとこ取りツアー」に出かけました。

まず朝早くにカウンターパートSefoさんのつてを伝い、
ある村にトンガのハンドワークを見に行きました。

トンガの伝統的なマット、タパを作っていたのです。


やわらかくした木の皮を棒で叩いて伸ばして大きなマットにします。

そしてコカというトンガのインク(カバの木からできたのだったかな・・忘れました)
で模様を書いて素敵なマットが出来上がります。

なかなか素敵。

その次はアナフルケーブという洞窟に行ってきました。
鍾乳洞です。


こじんまりとしている鍾乳洞ですが、なかなか綺麗。

地元石垣島にある小さな鍾乳洞たちを思い出しました。
でも地元の鍾乳洞とは違う点が・・・



鍾乳洞の水が溜まって深いプールができていて、
そこで泳げるのです。
子供がいっぱいいて飛び込んでいました。
私は泳ぎませんでしたが、
すごく水が冷たくて気持ち良さそうでした。


そしてその次はおそらくトンガタプ島では1番の見所
Nature Bridgeを見に行きました。

じゃじゃーん

とは言っても写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、
けっこうなダイナミックさです。
自然にできた自然の橋。
もう10人ほどの外国人がこのあたりに誤って落ちて
死んでしまっているそうです。
遺体も見つからないとか・・

Sefoさん、自然の迫力にビビッているのか顔が恐い・・・
National Bridge からお昼ごはん先へ向かう途中、丘の上からトンガで1番綺麗じゃないかと思うくらいのビーチを見ました。

沖縄の宮古島に似ている気がしました。
砂が真っ白で、水もかなり透明度がありました。
お昼ご飯を食べる頃には、ヨッピーさんとSefoさんはもう仲良し。


普段は女性に対してシャイな彼ですが、カウンターパートとして嬉しい限りです。
そのあとHoumaという村のブローホール(海の潮吹き穴)を見にいきましたが、
あいにくの凪(なぎ)。
今3回連続でブローホールから潮が上がるのを見れてません。
残念でしたが十分楽しめたので満足!

きっとヨッピーさんもトンガの良さを味わったでしょう。

まだまだヨッピーさんのトンガの旅は続きますが、
久々のブログ投稿で指が疲れてきたので、
また明後日くらいに続きは投稿します。

明日はまたダイビングに行きます。

日曜はダイビング以外やることがないので、
日本に帰る頃にはけっこう潜れるように
なってるかもしれません。