2012年4月23日月曜日

そろばん海を渡る



日本で使われなくなった1000丁もの
そろばんが海を越えて
トンガにやってきた。

トンガのそろばんは日本からの寄付で
まかなわれているのですが、
まだまだそろばん学習児童の半分強くらいしか
そろばんが行き届いていません。

今回1,000丁が届き、そろばんが足りていない学校に
配布することになりました。

もの使いの荒いトンガ人。
大人でも子供でも、ものをすぐに
無くしたり、壊したり。

そろばんは高いし、デリケートだし、なかなか
手に入らないものだから
大切にしてねって懸命に伝えています。

寄付はずっと続くものじゃないから、
今あるものを大事にして欲しいなと思います。

前任の方が始めた、そろばんに番号ステッカーを
貼って学校それぞれに意識を持って管理してもらう
方法をそのまま続けていますが、
来年のマテリアルチェック時には
数にどう変化があるか、今からドキドキ。


そろばんを配るついでに授業も見ました。
そろばんを、なおざりにしている
学校が多い中、しっかりそろばんを
教えている学校もあります。

嬉しかったことは、
前々からそろばんを頑張っている先生がいて、
その学校でそろばんを教えているのは
その先生だけだったのですが、
今回巡回すると、その先生以外にも
教えていたのです。

なんでだろうと思ったら、その熱心な先生が
校長先生を説得して、校長先生が
他の先生にもそろばんを教えるよう
に指示したそう。

そうやって、いい先生の力を借りて
一歩一歩そろばんを広げる
ことがいい方向に繋がるなぁと
感じた瞬間でした。

巡回の途中、オフィサーたちと浜でランチ。
私の4倍の量を食べて、
今日もまた大きくなったトンガ人でした。


2012年4月18日水曜日

モニテ(月曜)のこと


月曜日。

カトリック系の職業訓練校、アホパニロロテクニカルカレッジ
のディナーショーに行った。

この学校は協力隊の先輩隊員であるボンマス氏が
美術を教えている学校で、
美術の他にも服飾・裁縫コースや
クッキングコースがあります。

そして月に1回、クッキングの生徒さんが
ディナーパーティーを催し腕をふるっています。

前にボンマス氏のクラスに遊びに行った時、
隣のクッキングコース
のクッキーを食べ、ほっぺを落とした私は、
ディナーショーがあると聞くや否や
一目散に港はずれにある学校(会場)
まで向かったのです。


写真のものではありませんが
添え物の野菜がメインのおかずより
明らかに存在感があったり、
一人ひとりの肉の大きさが違ったり、
つっこみどころも多々ありましたが、
美味しかったです。

ボンマス氏いわく、
このディナーパーティーは生徒にとって、
たくさん失敗でき、力を身につけられる、
とてもいい機会なのだそうです。

料理を楽しんでいる間にショーも始まりました。
 
まぁキレイ。
トンガのタウオルンガ(踊り)です。


まぁー!キレイ!

ファカレティちゃん。おかまちゃんです。
文化的にか、トンガにはいっぱいいます。

彼女達は美意識が高く、愛嬌がよく、いつも前向きで、
とても可愛いです。

この子はナラシャネル(芸名)ちゃんといいますが、
学校では爪先立ちで歩いています。
藤原紀香のようです。
この日は口パクでシャンソンのような、バラードのような
なんかの曲をダイナミックに歌っていました。

自分を持ってるって素敵。

一緒にテーブルを囲んだ、元アメリカンピースコープの
エレナ・マイク夫妻とボンマスとあっきーとの会話も
楽しかったし、いい夜でした。

ところで今この本を読んでいます。
 
冷静と情熱の間

10年前くらいに映画であったと思いますが、
最近になって原作の
本が登場人物の男性の視点側と女性の
視点側とで2つになっている
ことを知りました。

ブルーとローズ。

1冊目もおもしろいけど、
1冊目で色々知ってるだけに、
2冊目がまたおもしろい。

前に、昔からの友達が10年前に付き合っていた人を
未だに忘れられなくて、毎晩寝る前にはその人のこと
考えるって言っていた。

え~!?ほんとに~!?って思ったけど、
冷静と情熱の間も
そんな話。

世の中にはものすごい愛があるんですねぇ。

日本に帰ったら映画も見てみようと思う。

あぁ、トンガのヤシの木だけの風景を飛び出して
フィレンツェ行きたいなぁ~。


2012年4月14日土曜日

なんだかちょっと・・・

悲しい気分。
今日が週1回のテニスの日なのに雨だから。
でもそれだけじゃありません。

トンガに来てからとても良くしてくれていた
セフォさんが
もう私のカウンターパートではなくなってしまったからです。

同僚が代わる。いなくなる。
協力隊生活にはよくあることです。

でもトンガでの心の支えになりつつあったのに
悲しいなぁ・・

彼はそろばんの教科書の増刷を最後に
そろばんオフィスを後にしました。

となりの部屋の算数チームに移動したのです。
となりだから毎日会えるし、物理的な距離は
近いままですが、気持ち面で
は遠くなってしまいます。

とても悲しいですが、
これからはいい友達として、
付き合っていけたらいいです。


最近またまた沖縄の専門家の方たちが
トンガを訪れました。
そのお仕事にはまったく縁のない私ですが、
沖縄出身ということで、お食事会に参加しました。

沖縄には他国に紹介すべき素晴らしい技術が
あるので、こうしてトンガの人の力になるため
遥々やってきてくれているのです。

沖縄本島の人だったのでローカルな
ことはあまり話せませんでしたが、
訛りを聞いて、とても懐かしく、
嬉しい気分になりました。

トンガに来て半年、
ちょっと帰りたくなったな。

2012年4月10日火曜日

海は繋がっているけども

先週の金曜から、今週の月曜にかけて
トンガはイースターホリデイ(キリスト復活祭?)で4連休でした。

先日あったそろばん大会で少し働き過ぎたというか
空回りしすぎた感のある私は
自分のリズムを通常モードに戻すべく、
トンガのメインアイランドからすぐのリゾート
Fafa島へ行ってきました。

メインアイランドからすぐのリゾートは
3つあって、2つはもうすでに行ったことがあるので
今回は最後の1つでした。
首都の港からヨットで30分。
見えてきた!
天気もバッチリです。

島に着いたら気分よく、さっそくの
なりきり南国美女モード。


今回の目的はリゾートでリクライニングチェアでくつろぎ
まったりする、ということ
で、本やアイポッドも持ってきていたのですが、
トンガにいる隊員の中で
群を抜いて行動派の同期のアッキーさんと
一緒だったからか、
結局こうなりました。

魚が多かったです。

そして白人のおば様たちも多かったです。

トンガじゃないみたいで新鮮でした。

今回は日帰りだったけど、やっぱり時間が足りない。
泊りたかったなぁ。

素敵なコテージ。
後ろ髪を引かれつつ首都に帰還。

トンガタプ島に帰ると、港がガンジス川になっていました。
何かの儀式と思いきや、4連休で
皆暇をもてあましているようです。

いや~これぞリゾートではないトンガタプ。

2012年4月7日土曜日

SOROBAN大会

3月29日(木)
そろばん全国大会が行われました。
初めての大会運営で、もう何もかも
ドッタバタ!
自分の能力のなさにガックシ。
けれど、これから任期の終わる2013年9月まで
あと10個は大会をする予定。

失敗をたくさんして、そこから学ぶことが
あれば◎。

けれど、たくさんの人に迷惑かけたな~。

よし、次回に生かそう。

ご飯に誘われたので、詳しくはまた書きます。

とりあえずなんとか無事?に
終わったお知らせまでに。




2012年3月26日月曜日

黒一色

そろばん全国大会準備の無理がたたったか、
それとも土曜日の夕方~日曜日にかけて
一気に漫画、タッチ26巻読破したことが
たたったか、
体調が悪いです。
と言っても微熱があるだけですが。
でも微熱が一番きついんですよね。

寝込むほどではないからとりあえず
普通どおり動いてるけど、
めっちゃだるい感じ・・・

早く良くなればいいけど・・・。

さて1週間も前のことになりますが、
トンガの国王、キングジョージトゥポウ4世様が
逝去。
今トンガは国をあげて国葬の準備で
大忙しです。国民全員が上も下も黒一色に身を包んでいます。
これが3ヶ月は続くそうです。

国王は3月18日(日)の夜に
お亡くなりになり、その後お葬式の
日取りがすぐには決まらず、
そろばん大会のある29日木曜になるか
ならないかで、ひやひやしていました。
もちろん同日なら即刻中止なのですが、
同日でなくても、これから3ヶ月は、
にぎやかなイベントは中止されるべきという
意見があり、そろばん大会も
今年は取りやめか・・・
と一時は絶望しました。

しかし、お葬式が27日(火)になったこと、
そろばん大会は勉強の一環である
という教育省の意見のもと、
そのまま29日に行われることに
なりました。

私はトンガに来て半年間、たくさんの
時間を、この大会のために
つぎ込んできたので、ほんとに一安心
また子供達の中には、たくさん練習を積んで
きた子達もいるので、その子たちの
ためにも開催されることになり
本当に良かったです。

大会に向け特訓をする子供たちとカウンターパートのセフォさん

しかし、国葬の準備でみんなてんやわんやなので、
大会のための最後の準備もかなり
てんてこまいです。

まず大会前のトンガ人運営スタッフミーティング。
本当は今週火曜日に、離島のそろばんガールズ
(日本人ボランティア)も
まじえて、みんなで話し合いするはずが、
急遽、国葬と重なるため、前倒しで
先週の木曜日にしました。
日程が早まったせいで、
経験豊富な離島のそろばんガールズはミーティングに
出席できず、カウンターパート2名と私だけで
当日の流れや動き方を皆に伝えました。

みんなにきちんと伝わったか大変不安です。
国葬準備のためか来ていない人もチラホラ。

でも上手くいかなくても、大会をできるという
だけで、とても幸せです。
失敗できるチャンスがあるという
ことはとてもラッキーなことだと今回のことで感じました。

また、今回は5年に1度、日本からそろばんの使節団が
トンガにやってくる年です。
子供達をまじえたメンバー構成なのですが、今年は例年より
少なめの19名の団体です。

その旅行のアレンジも教育省のオフィサーと一緒に
していたのですが、すべて順調と思われて
いた矢先、国王が逝去、
予約していたホテル側が、いきなりの予約取り消し。

国葬で海外からたくさんの主要人物がやってくるため、
私達の予約は取り消されてしまったのです。
(予約金を特別に払わないでいいとホテル側に
承諾されていたのが、ここにきて払っていないということで、
また予約した教育省オフィサーと連絡がつかなかったので、
宿泊の要望なしと判断され、
いきなり取り消されてしまった)

予約解消された私は団体が来るまであと4日というときに
他のホテルを探し回ることに。
しかし、どこのホテルも国葬のため海外から
来る人でいっぱい・・・

このまま私とそろばんの団体の方たちは
どうなるんだろう・・・と思っていたとき、

天から救いの手が差し伸べられました。

日本大使館の方にホテルの部屋を譲って
頂いたのです。

本当に1人の力じゃ何もできないなぁ
と痛感しました。

ということでかなりドタバタなのですが、
今週はそろばん大会、日本からそろばん団体の
受け入れとかなり内容の濃い1週間になりそうです。

だから微熱どころじゃないんだけどなぁ・・

2012年3月21日水曜日

また会いましょう美しい人よ

今トンガでは事が目まぐるしく動いています。
日によって状況がどんどん変わってきて
昨日までやってきたことが180度変わってしまいそうです。

色々話したいですが、まずは良い出来事から話しておこうと思います。
先週の金曜日にあったモルモン教のパーティーのことです。

そこでトンガに来て2回目となる
琉球舞踊お披露目をしたのです。

前は1人のトンガ人に教えて2人で踊っただけなのですが、
今回は10人の大所帯。
2週間かけてみっちりお稽古しました。

最初はふざけていたトンガ人女性も
日に日に真剣になり、みるみる上達しました。

そして、本番。

パーティーは私達の発表だけでなく、
他に7組ぐらいいました。
しかもみんなどこか国を選んで、
そこの国の踊りを披露していました。
これはフィジーのダンス。

これはたぶんタヒチ?かハワイ。

そしてオキナワ、ジャパン



踊ったのはまたもや
安里屋ユンタ。
というか私は、これか高那節しかレパートリーが
ありません。

カチャーシーをするトンガ人。
なかなか上手いです。

踊り手もお客さんも楽しんでいたようですが、
たくさんの国がある中で沖縄の踊りを
選んでくれて、私もとても
嬉しかったです。

ちなみに着物はトンガ人が作ったものです。
作ると言い始めて、気づいたときには
もうそこは中国になっていました。

やっぱり浴衣は綿じゃないと
その風合いがでないようです。

まぁ皆で楽しい思い出ができて
良かったです。